Today's Movie : 写真家の女たち Guinevere
監督:オードリー・ウェルズ
出演者:サラ・ポーリー 、スティーブン・レイ 、ジーン・スマート 、ジーナ・ガーション 、ジャスミン・ガイ
大学への進学が決まっていたが、自分が本当に何をすべきかまだわからないハーパー、ある日姉の結婚式で中年のカメラマンと出会う。そして自分を認めてくれる彼にやがて身も心も許す。しかしその彼ともやがて別れの時が来る。悲しい別れから4年後、再び彼の元に戻るがその時既に彼は・・・。
なぜゆえにこの中年カメラマンは魅力的なのか。生活力はないが自由に生きている。そして女の子の心を読み、彼女たちが飛躍するきっかけを与え、才能を引き出してやろうとする。やはり芸術家とはそのへんの中年とは違う魅力を感じさせるものなのか。しかし生活力がないゆえつらい部分もあるのにね。これは映画の中だけのファンタジーなのだが、実際にこういうことって有り得るのか。
なんかダメ男なのに魅力的なヤツっていうのが世の中には存在する。そもそもそのダメ基準が世間一般の普通の基準から見てということなので、そういうのに魅力を感じる側からはまったく違う価値観で見ているんだろう。しかしこの中年のカメラマンはえらいねー。自分自身は経済的な甲斐性はまったくないくせに、次から次と魅力的な彼女と知り合い、そんな女の子を虜にして。
途中で歯が抜ける場面があって、治療に行くにも金がないので商売道具であるカメラを質に入れるダメさぶり。そしてそれをきっかけに彼女が去ってゆく、自主的にではなく彼が彼女の事を考えて行かせるのだが切ない場面です。しかし4年後彼が病気で先が短いことを知った元彼女たちが彼の元へ集まってくる。これはすごい事なんじゃあないでしょうか。自分の元から去っていった彼女達が再び集まり、そしてその彼女達同士のコミュニケーションもあったりしてさすがですね。男としては羨ましいところですね。


