巷では話題になっていたこのこと、気にはなっていたのですが、先日jinさんからもコメント頂きましてjm's myTasteでも取り上げたいと思います。
法律的な矛盾であるとか、制度的に変な点についてはまだ考察不足ではありますし、他のBlogsで取り上げられてますのでそれらをご覧頂きたい。例えばタイトルもそのものずばり海外盤CD輸入禁止に反対するでは分かりやすく解説されていて、賛同Blogsの取りまとめも行われています。
私は聴いている音楽がほぼ100%洋楽ですし、買っているalbumもほとんどが輸入盤なので、極めて切実な問題です。こんなことがまかり通るとはとても思えないのですが、もしそうなったとしたらとんでもないですね。
ここでは別の視点として輸入盤を買う行為っていうものについて少し考えてみたい。
もちろん値段的な魅力があります。間違いなく大きな要素になっていると思います。同じものを買うにもタワー、HMV、レコファン、Amazonあたりを一通りチェックして安いところで買ってます。かといって必ずしも安いところが全てではなく、品揃えに軍配が上がる場合も結構あります。例えばレコファンで買うほうが安いけどディスクユニオンに行くほうが情報量、質共に高いということですよね。つまり、ここでのキーは特色があって、選択肢に幅があり、自由競争の中で競い合っているということだと思います。そしてそれを消費者サイドの価値観によって自由に選択できるという事ですね。経済の原則ですが、発展、進歩するための基本ですよね。
一方国内盤に目を向けると、画一的な値段、品揃えとなっている感じが強いです。国内盤中心に扱っているところで特色を出している、出せているところってあるのでしょうか。あんまり見たことないですね。私にとっては無味無臭、決められた通りのBestHit御用達の様に感じていて、そういうお店は駄目なんですよね。
それと輸入盤を買うって行為は最も身近なレベルでの異文化への扉だと思う訳です。現地の言葉で書かれたクレジットを読み込み、理解するために言語を勉強し、など、こういったことが身近なところで趣味と直結した世界で体験できるのは、当たり前過ぎてその価値、重要性なんて見過ごされがちではありますが、もしそういった行為がとりあげられることを考えると、文化的な去勢というとんでもない事のように思います。
つまり国内盤しかない中では経済的な面からも、文化的な面からも後退でしかなく、とんでもないことになるのではないか、それもこれを決めようとしている利益団体、政治家あたりの人達がこのようなことを全く理解していないのではないかと思う訳です。
Japan Music Blogにご参加の皆さんも既に意見表明されている方が多いと思いますが、発言することによってなんらか阻止することに繋がればと思いますので、意見表明をお願いします。こういう動きができるのもBlogならではですよね。



コメント (4)
日本で売るなという約束なのに、中国あたりから逆輸入される邦楽CDが規制されても、自分にはあんまり関係ないと思ってましたが、'健全な'輸入盤にも波及するとなると、私も年間にすると相当量、輸入盤を購入しているんで気にはなります。こういう問題ってビジネス的議論中心で、JM氏の訴えておられる文化面というのはあまりインパクトを与えられないと思う。でも、アーティスト側はどんな流通経路を経たとしても、結局、売れなければ印税も入ってこないわけで、この規制で、逆に総合的にマーケットが落ち込めばマイナスになるんでは。(改正内容あまり見てないので、勉強不足でピントはずれと思いますが)
当初の目的の範囲内で法案可決されて、健全な輸入盤には影響ないことを祈ります。
投稿者: FODERA | 2004年04月14日 13:14
日時: 2004年04月14日 13:14
FODERAさんコメントどうもです。そうなんだよな、結局は経済的な観点での判断が下されるんでしょうね。仰る通り、ロビー活動している側がこれによって利益増大になるなんて思ったら大間違いだね。それに気付けよって。
もしこんな事がまかり通ったら私は中古盤&再発のみで生きて行きます:P
投稿者: JM | 2004年04月14日 23:22
日時: 2004年04月14日 23:22
今の著作権もそうだが、本当に消費者と生産者(著作者)を守っていない。 流通業者を守っているだけだ。 著作権で集めたお金が、一部の恣意的な人たちだけでに良いように分配されていて、本当に聴かれているアーティストに見合った報酬が渡っていない。(例えば、ヒットソング以外でもカラオケバーなどで歌われてるものが多くあるが、その作者達に集めた金が比例配分で渡っていないのが現状である。) 既得権と保身の権化達は、流通が自由になると自分たちの存在価値が無くなるので圧力をかけてくると思うが、ネット時代のうねりに逆らっており、いずれ滅びゆく運命であろう。 輸入禁止も、巨大レーベルが最後のあがきとして権力者に頼っているだけだ。
投稿者: lentalman | 2004年06月20日 03:25
日時: 2004年06月20日 03:25
lentalmanさんコメントありがとうございます。本当にこの一連の動きはおかしいですよね。消費者無視の行動はいずれしっぺ返しを食らう事になると思います。
投稿者: JM | 2004年06月20日 17:54
日時: 2004年06月20日 17:54