作家でミュージシャンの中島らも(本名・中島裕之=なかじま・ゆうし)さんが26日午前8時16分、脳挫傷のため亡くなった。52歳だった。
コピーライターとしての才能と、それ以上に作家としての才能を信じていた中島らも氏が亡くなった。これでまた、歴史の1ページが閉じられた。
”あーっこの瞬間がとうとう来てしまった”っていうのが実感。彼のウォッチャーとしては、ここ数年の彼の生きざまを見ているといずれこうなるのかなという感じがあったからね。しかしねー、階段から転落してって彼らしいっちゃー彼らしい最期なのかなと思う。でもやっぱりこんな風にその才能に終止符をうった事はめちゃくちゃ悲しい・・・(T.T)
らも氏ってほんとうに才能があったんだと思う。世の中に対する斜に構えたAttitudeにそれは現れていたんじゃないかな。世の中、常識人ばかりだとつまらないからね。枠組みに囚われないオリジナルな人だったのは間違いない。
でもね酒、Drugの事については複雑かな。法律に触れる、触れないって事ではなく、やっぱり健康に良くないと思うし、結局のところ現実逃避なのは間違いないし、結局こうなっちまったんだからね。とはいいつつ彼の生きざまと彼の残した作品は永遠だと思う。
ここで彼の作品について触れておきたい。
まずは代表作のこれ
今夜すべてのバーで
やはり彼の代表作としては吉川英治文学新人賞受賞作をとったこれ。ストーリーは彼がアル中から復活するまでを描いた、ある種ノンフィクションと言ってもいい作品。彼本人がその状況に陥りながら、冷静に記録し、こうして小説の形で書き上げたもの。ラリっていながら冷静に分析するところを失わず、書き残せるのは才能だし、重いテーマながらエンターテイメントとして成立しているのがすごいと思う。
彼の本質的なスタンスを最大限表しているこれ
中島らもの明るい悩み相談室
「ハーモニカを風呂で吹く夫に悩む妻」、「葬式で、つい笑ってしまう私」などど、新聞の相談欄に寄せられた、他人からするとくだらない悩みに対してらも流のユーモアで応えるもの。世の中こんな人がいるから面白いんだけど、それを取り上げ、いじくってあげる”らも氏”の才能あっての面白さかなと思う。しかしなー、だいたいねー新聞の投書欄に投書するやつっているんだなー・・・(^^;
何が狙いなんだ?
やっぱり彼のルーツである大阪ネタのこれ(^^;
なにわのアホぢから
関西を離れて10年超、いつまでも大阪弁は抜けないけれどねー、やっぱ大阪は変やからね、ほんまに。というのも関西を離れて初めて判ったこと。関西ネタの本は数々あれど究極の一冊がこれ。やっぱり関西の水道にはアホの素が溶け込んでるのは間違いない。
こうしてみると、ほんと残念な人を亡くしたと思う。彼の冥福を祈り、作品を読み返してみよう。
P.S.
らも氏の言葉で座右の銘としたいもの
”教養とは、自分ひとりで時間を潰すことができる能力だ” これは名言です。
R.I.P. 合掌!



コメント (8)
ええええええええ。
中島らも、死んだん??
朝からびっくりした。そっかー。。。。
私も大好きでした。捕まったときもびっくりしたけど…。
今は哀しい・残念より、驚き。そっか…。
投稿者: きみ駒 | 2004年07月28日 07:28
日時: 2004年07月28日 07:28
いやー、いずれこんな日が来ると思ってましたよ。見るからに不健康そうだったしね。
酔って階段から落ちてっていうのもいかにもなんですが・・・、残念。
投稿者: JM | 2004年07月28日 12:42
日時: 2004年07月28日 12:42
結局、意識戻らずですね。
ホント、らもさんらしい逝き方ですね。
あーあの面白い表現のエッセーがもう読めないんですね~。。。
投稿者: borisan | 2004年07月29日 17:02
日時: 2004年07月29日 17:02
borisanさんどうもです。らもさんらしいですよ。確かに寂しいですねー。
投稿者: JM | 2004年07月29日 18:17
日時: 2004年07月29日 18:17
TBありがとうございました。
ウ~ん、ショックで書く事を思い付かない...と思っていたら、らもさんに
関係して「らしい」話をいただいたのでアップしておきました。
投稿者: Dreddy D | 2004年07月29日 22:25
日時: 2004年07月29日 22:25
DreddyDさんどうも。らもさんネタのお話面白いですねー。業界のお方なのでいろいろ面白い話をご存知なんですね。
投稿者: JM | 2004年08月01日 00:16
日時: 2004年08月01日 00:16
本当はワタシからJMB参加のご報告をしなければ~なのに、遅れまして申し訳ございませんm(_ _)m
まだブログに表示させていませんが、3日以内には登場させる予定ですっ。(なかなかスキンに上手く埋め込められないんです・・・)
オンガクを愛する心に、年齢は関係ないですよね!ワタシも、いくつになっても若者に混じって音に酔いしれたいと思っております♪
らも氏、転んでもただでは起きない人と思っていたのに、あっけなく逝ってしまい、ビックリしてます。多くの人が(いい意味で)「彼らしい逝き方」と思っているようですね。
そんな話を聞くと、ふと、「ワタシらしい逝き方って何だろう」とか考えてしまいました。
いや、まだまだ生き延びる予定なので、そんなことを考える必要もないのですけど(笑)
らも氏のご冥福をお祈りいたします。
投稿者: momo | 2004年08月01日 01:35
日時: 2004年08月01日 01:35
momoさんコメントありがとうございます。
私らしい逝き方よりも、私らしい行き方を語りましょう。by Last Samurai :)
逝き方としてはあっけないのがいいですね、なんてね:P
お葬式にはMilesのKind Of Blueと決めている私です。
投稿者: JM | 2004年08月01日 01:43
日時: 2004年08月01日 01:43