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2004年12月23日 00:50に投稿されたエントリーのページです。

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ロスト・イン・ラマンチャ

ロスト・イン・ラ・マンチャ
テリー・ギリアム キース・フルトン ルイス・ペペ ジョニー・デップ

by G-Tools
1999年、テリ-・ギリアムの壮大な新作の企画が始動した。新作のタイトルは「The Man Who Killed Don Quixote」。主演にはジョニ-・デップ。共演者は、仏の名優ジャン・ロシュフォール、ヴァネッサ・パラディなど。製作開始間際、出資者が撤退。そして2000年6月、いよいよ製作が開始された。だが、ここからが本格的な悪夢の始まりだった…。これはかのオーソン・ウェルズでさえ製作を断念したというドン・キホーテの呪いなのか by Tsytaya Online

テリー・ギリアム監督が10年間も構想してきたドン・キホーテの映画が破綻するまでを記録したものです。映画制作の裏側を全て記録していて、ギリアムが直面したトンデモ無いエピソードをそのまんま描いていてあまりに大変な展開に同情を禁じえない。

観客として観る時、普通は監督、出演者に興味がいくし、それ以上では無いのですが、彼らが作品を作る上で大切であるのと同等に、現場製作をHelpするあらゆる職業の人がいて、さらに出資者、保険会社も絡んでいて、映画制作の大変さが判ります。

しかも今回は資金集めから苦労していて、さらに主役の病気であるとか、ロケ地での飛行機の爆音、突然の嵐などなど、これでもかというばかりの不運続き。まさにドン・キホーテの呪いって感じ。

でもね、よくよく観ると事前の詰めの甘さと、監督の映像への欲張りとがバランスしていないのが感じられ、失敗すべくして失敗している気がします。映画は芸術とは言え、基本はビジネスにならなければ話にならないし、次のチャンスも生まれないため、極めてドライに計算する側面が必要なんだと思います。さらにその上に芸術的な表現が無いと傑作が産まれないんですね。そう考えると映画の大変さが実感できます。

しかし、こういったドキュメンタリーは普通撮っているんでしょうか。地獄の黙示録の記録も未Checkながら興味深い作品らしい。失敗もこのようにして記録し、公開するとそれだけで作品としての価値が出るため撮るべきなんでしょうね。


”風の音を聞けよ。洪水と共に始まり、風が全てを運び去る。面白い。
ドン・キホーテは永遠の彼方へ 「全て終わった」と唸りながら”
"現実という名の風車が反撃する!”

ギリアムは半年後に再開する事にしたらしいのですが、またまた失敗しそうな予感がします。

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コメント (3)

パイソン好き、ギリアム好きのワタクシは、
この映画のクランクインに心踊り、
失敗に落ち込み、
再スタートの報に飛び上がったクチです(笑)

彼の監督作中、なぜかそれほど評価が高くない「バロン」あたりが一番好きなもので…。

ギリアム先生・・・。
「TIDELAND」は順調で頑張っていらっしゃるご様子。
しかし「グリム兄弟」
あれはいったいどうなったんでしょうか?
この際何でもいいから新作が見たいです

JM:

>ne_sanさんコメントありがとうございます。
ギリアム監督は映画作りの情熱いっぱいの人なんでしょうね。
その反面、少々ビジネス感覚に欠けるのかなと。
芸術とビジネスを両立させるのは難しいですね。
>プチコさんコメントthxです。
私の好きな作品は”フィッシャー・キング”かな。
ロスト・イン・ラマンチャ観ちゃうと資金が集まり難くなりそうですよね。
大丈夫なのか:P

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