![]() | 幸せになるためのイタリア語講座 デラックス版 アンダース・W・ベアテルセン ロネ・シェルフィグ ピーター・ガンツェラー ジェネオン エンタテインメント 2004-09-03 by G-Tools |
人々は平穏に暮らしているようでいていろいろな苦悩、悩みを背負っている。仕事の事、家族の事、恋人の事などなど実に様々な事を抱えているのだ。そんな6人がイタリア語講座の教室で出会い、幸せの手応えを掴んで行くまでを描いた映画です。
良い映画の条件としてキャラクターがしっかりしているかは基本であるが、その点この映画に出てくる人々は普通にその辺にいるようでいて、しっかり個性的で、それぞれが徐々に絡んで行くストーリーがうまく描かれている。映像の取り方はややもすると素人っぽい、揺れがあって観にくいとも言えるのだがその反面、ハリウッド作品と対極にあるような生活感に溢れ、リアルさを表現しているように思える。
と感じたところでこのレビューを書くためにネットで調べてみると、この映画はラース・フォン・トリアー監督らが提唱したドグマルールに従ったものらしい。
ドグマルールの10ヵ条
1、撮影はすべて小道具やセットを使用せず、ロケで行われなければならない。
2、音響や音楽は作られたものであってはならない。撮影中に生じたものでなければならない。
3、カメラは手持ちのものを使う。
4、フィルムはカラーであること。特別な照明は認められない。
5、視覚処理やフィルターは禁止する。
6、浅薄なアクションを入れてはいけない。
7、時間的、地理的に現実とかけはなれたもの認められない。
8、様式的映画は認められない。
9、フィルムのフォーマットは35ミリであること。
10、監督名はクレジットされない。
なるほど、つまり狙いは自然の演出ってことなんでしょう。ここで示されたドグマルール通りの効果が出ていると思います。
ストーリーとしてはそれぞれがいろいろな事を抱えながら、少しずつ接点が生まれ、時に反発もしながらも、やがて最終的に必要な人と接近して行く様が描かれています。そして最後に必要なのは一歩踏み出す勇気、大切なのはこれなんですね。断られたらとか、ダメだったらなんて思っていると大切なものを手に入れるタイミングを逃してしまう事が多々あります。そんなことを思わせ、少し幸せな気持ちになれる良い映画です。




コメント (2)
”少し幸せな気持ちになれる良い映画”
そんな感じでしたね~。
タイミングってホント大事ですっ
投稿者: moko | 2005年08月19日 21:19
日時: 2005年08月19日 21:19
mokoさん、コメントthx!
タイミングを逃さない様にちょっとの勇気がね、
そういうのが大事なんですよね:)
投稿者: JM | 2005年08月19日 23:19
日時: 2005年08月19日 23:19