![]() | みなさん、さようなら レミー・ジラール ドゥニ・アルカン ステファン・ルソー アミューズソフトエンタテインメント 2004-10-22 by G-Tools |
2003年のカンヌ映画祭での受賞以来観たいと思ってた作品をここにきてやっと観る事ができた。ストーリーとしては死を宣告された主人公が残された日々を家族、友人、愛人達と過ごす日々を描いたもの。かつてカンヌ映画祭で話題になっていただけあって素晴らしい作品でした。
登場人物がみんな個性的で、そのキャラクターが活き活きと描かれている。偏屈で社会主義者かつ色ボケの親父と、その親父に反発し資本主義の象徴とも言える証券ディーラーで成功している息子。この二人を軸に、個性豊かな友人達に加え、かつての愛人たちまで登場して台詞のやりとりがすごーく面白い。親父とはいがみ合っていたのだが、その親父のためなら手段を選ばずなんでも実行してしまう息子もたいしたものだ。痛みを和らげるために麻薬まで調達してしまうのだから。
そんな周りの人々に憎まれながらも愛される主人公、皆で想い出を語り合い、笑い、そして残り少ない日々を幸せに過ごして行く。誰しも最期の時が来る。こんな風に過ごせればなんて幸せなんだろう。そう思わせる映画だった。
911のこと、政治の事なども台詞に織り込まれている。そんな辛口な面も隠し味になっていてやはり受賞に値する素晴らしい作品ですね。これ観てない人には"オススメ!”です。



