911の恐ろしい出来事から早5年、つい先日もUKでの航空機テロを計画していた犯人が捕まり、あの事件への記憶を蘇らせていたところで、早速、昨日から公開されたユナイテッド93を観て来た。この映画には主人公はいない。そしてほとんど演出もなく、発生当時のことがそのまま描かれている様である。緊迫した場面の連続でラストは衝撃的で声も出ない。シビアな映画だ。
911のテロでハイジャックされたうちの1機が舞台。ハイジャックされ乗客が殺され極限状態の中で、乗客の何人かは携帯電話、航空機電話で家族と連絡を取る。そこで他の2機WTCに突っ込んだ情報を聞き、自分たちで阻止しなければと勇敢な乗客が犯人に向かって行く実話に基づいたストーリーです。
極限状態で乗客達が伝えたいのは最愛の人への愛、その姿にグッとくるものがあります。はやり一番大切なものだからですね。それにしても一致団結して犯人に立ち向かった乗客には感動した。自分だったら行動できただろうか・・・出来るかどうか自信はないがそうありたいとは思う。
いずれにせよ思うのは憎悪の応酬の先には不幸しか残らない事。宗教に純粋な人ゆえに起こした行動なのだろうが、信ずるもののために人を傷付ける愚かさは理解しがたい。このところ世界がどんどんキナ臭くなっているが、他者への想像力と理解力を持ちたいものだ・・・。
この映画はシリアスですが"観るべき"です。



