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2006年10月11日 01:45に投稿されたエントリーのページです。

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ワールド・トレード・センター/感動と同時に考えさせられる作品

WTC.JPG
Today's Movie : ワールド・トレード・センター
世界を震撼させた911事件から丸5年、今年は911関連の作品が2本公開された。先行したUnited93がテロリストと戦った名も無き人々に焦点をあて、極限状態にありながら大切な人への愛情と悪へ立ち向かう勇気ある姿を描いたものに対して、さてあのオリバーストーンがどんな風に描くのか、観る迄はストーン風の裏読み路線かと思ってたのですが、さすがにそんな風に描く程、まだ整理しきれていないということなんでしょう。彼が焦点をあてたのは、絶望にありながら、そこに輝いた愛情、希望というもの。事件の悲惨さに打ちひしがれながらも、そこで描かれた主題に心を打たれ救われる作品です。

アメリカでの興行成績は振るわなかったらしい。事件があまりに生々しい記憶にあること。それを消化しきれておらず、いまだ進行中であり、我々が想像する以上に複雑な思いがあるのだろうと思う。

この映画はWTCが崩れ落ちる、そのあまりに凄まじい、想像を超えた出来事を、救出に向かった警察官の視点から描いたもの。画面を通してその時の現場での地獄絵図が想像され、胸が締め付けられる思いです。これでは我々以上に身近に起きた人々としては観られないのは理解できます。でもそんな環境下に於いて、自らの危険、命を掛けてまでも他者を助けようとする行動、献身的な行い、そして家族の視点、家族への愛情など、この映画で描かれたのは人間としての希望、素晴らしさなので観る者にとっては救いとなる訳ですね。

それにしても人間は素晴らしい。無償の愛、献身は感動的だと思う反面、行為自体は絶対に許されるものではないが、やった側にもそれなりの論理、愛情があり、正義がある、つまりは不幸な事に、自分たちの大切なものを守るためには他者を傷付けるという裏腹な関係になってしまうところが恐ろしいところ。

この映画が突きつけているのは自分の側の愛、幸福を願うのは素晴らしい事なのだが、人間としては想像力を働かせ、他者の立場に思いを至らせ、そんな思いを大切に行動するという事なのではないか。そんな事を思う様になれれば、もっと違った世界が実現できるのではないか、こんな事を考えるきっかけになっている気がします。この作品が映画賞に値するか云々は全くもって関係なく、重く、衝撃的な作品ながら、観るべき映画だと思います。

関連記事:United93

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コメント (4)

初めまして、JMさん。長文失礼します。
「WTC」は賛否両論が大きいと聞きますが、肯定派のようですね。
監督が事件を整理できてないのではなく、規制や圧力があった可能性も?
この事実のいち側面を描いた「観るべき映画」はDVDで鑑賞予定です。一方、
10日まで貴重な生還者のロドリゲス氏が来日していました。(リンク参照)

日本では話題になってませんが、「なぜツインビルが簡単に崩壊したのか?」
という疑問などが、米国で活発に再検証されているのをご存知でしょうか?
「爆薬による計画的な制御破壊」がツインタワー崩落の原因であると説明する、
9/11 TRUTH映画「Loose Change=ルース・チェインジ」が人々を啓蒙。
ディラン・エイブリー監督(22歳)の作品が世界中で旋風を起こしています。
日本でも何とか10月末にDVD発売。「ネット無料配信」も決定したそうです。

アメリカ人の約4割は、既に政府の911公式見解を信じていません…。
これを観ると「9・11映画」の捉え方が根底から変化するかもしれません。
「ルース・チェインジ」=「ルースチェンジ」の反響の大きさなど詳しくは
下記BBSの「9月21日」を。↓ これが9月11日のNYのデモ4分動画。
http://www.911podcasts.com/files/video/TalkingAboutaRevolution.wmv

尚、投稿内容やリンク先とは利害関係はありません。
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/idx/?mycategory_id=31024
http://8136.teacup.com/empire/bbs

JM:

WhiteRabbitさま
コメントありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。
ルースチェンジの件は知りませんでした。
非常に興味深く、情報入手した上で自分なりに判断したいと思います。
ペンタゴンの検証映像を少し観たのですが確かに疑問が多いですね。

United93にせよWTCにせよ私のレビューはこういった論点のどちら側という訳ではなく、
国対国、宗教間の対立、その背景にある自分側の価値観の絶対視が産み出す、
そうでないものへの憎悪、敵対への違和感でしょうか。
そんなことが無くなればという想いです。
どちらの映画もそのように捉え感想を書いています。
いずれにせよ911の件は検証が必要ですね。
これをきっかけに考えてみます。
ありがとうございました。

msq:

はじめまして

>この映画が突きつけているのは自分の側の愛、幸福を願うのは素晴らしい事なのだが、人間としては想像力を働かせ、他者の立場に思いを至らせ、そんな思いを大切に行動するという事なのではないか。

私は映画は見ていませんが原作を読み、同じ感想を持ちました。

さて、「米国で活発に再検証されている」という話ですが、その答えは原作の中に十分書かれていると思います。もし読まれていないなら一読をお薦めします。

ジェレ=ロングマン『9.11ユナイテッド93』光文社文庫
ジム=ドワイヤー他『9.11生死を分けた102分』文芸春秋

>ペンタゴンの検証映像を少し観たのですが確かに疑問が多いですね。

もし疑問を感じられたならいわゆる「公式報告」や当時の報道がどう伝えていたか元の資料を確かめて見ることが肝心です。おそらくペンタゴンにできた穴は5mしかないのに38mの旅客機が中に入るはずはないという話だと思います。いわゆる公式の報告書、報道はそのようなことは一切言っていません。次のサイトはそれらの資料をもとにペンタゴンについて最も分かりやすく説明しています。

「ペンタゴンに突入したボーイング」
http://www.geocities.jp/finalflight77/index.html

あまり愉快な話ではありません、陰謀説の巻き起こす論争(真相究明と称していますが)には巻き込まれない方が良いと思います。本当に必要な検証については、上記2著や、フアン・ゴンザレス『フォールアウト』岩波書店、独立調査委員会報告書(テロ対策面)、米国立標準技術研究所(NIST、建築技術面)などが既に問題点を提示しているように思います。

「ルースチェンジ」については、次のページが参考になると思います。

http://www.1101.com/suzukichi/2006-10-27.html

次はこの問題について参考ページをまとめたリンク集のページです。

http://www11.ocn.ne.jp/~nbbk/911/911link.html

ご参考に。失礼しました。

JM:

msqさん
いろいろと情報ありがとうございます。
この件についてはあまりに突拍子も無い感じがあり、
ニュートラルな立場です。
上の返信にも書いた通り、
価値観の違いによる対立、争いに違和感があり、
それが無くなればと、それが全てです。
Simpleな様で、最も困難なんですが・・・

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